2月28日(月)
10月に私の尊敬する方から『2005ミス・ユニバース・ジャパンに挑戦してみない?』とお誘いを受け、『大学と両立できる範囲で頑張らせていただきます!』と
気合いの返事をしてから今日でちょうど5ヶ月が経ちました。
医学部の5年というのは、病院実習であり欠席は病欠以外原則許されません。将来人の命を預かる身ですから当然のことです。
実習とミス・ユニバース・ジャパンとの両立は想像していたよりもハードなものでした。実習出席優先のためレッスンも休みがち、『優勝する子はレッスンを休まない』
この言葉にはかなりのあせりを感じています。
しかしここまでやってこれたのは、私の両方成功させたいという強い意思とまわりの方々の応援があるからです。
レッスン後、他のファイナリストたちとご飯を食べに行ったり、飲みに行ったりしたいと思ったこともあります。しかし、実習とレポートとテストの繰り返しの日々、
、、我慢しました。
これも自分が美しくなるため、すべて自分のやりたいことだから、大変ですが苦ではありません。
2月後半は千葉の帝京大学市原病院・整形外科で実習のため、寮生活していました。
ミス・ユニバース・ジャパンも毎日レッスンがはいるようになったし、寮まではレッスンのある赤坂見附まで90分・・・大学の実習が終わってすぐ電車に飛び乗り、レッスンして、終電間近で市原に帰る。夜遅いので怖い目にもあいました。
そんな2週間を送っていました。しかし私の予想外のことが起こってしまいました。風邪です。
食べては全て嘔吐。なにも食べられず、筋トレで頑張ってつくった体がまた、貧弱になってしまいました。ショックでした。
入院するように言われましたが、この大事な時期。寝こんでいるわけにはいかないので、5日間毎朝点滴をしてもらいました。
そんなとき先生にかけていただいた言葉 『腕の点滴瘢、2005ミス・ユニバース・ジャパンの大会までに消えるか?大丈夫か?』
涙が出ました。
先生の言葉に『優しさ』をみたから。最近を思い返してみればかけられてなかった、優しい言葉が本当に嬉しかった。
大学病院の先生方というのは、外来・入院患者様を診察するのはもちろんのこと、学生の指導、学会の準備、研究と日々超多忙なのです。それなのに私のような自己管理の不届き者のために気を遣ってくれている・・・。申し訳ない気持ちと感謝の気持ちで目頭が熱くなりました。
2005ミス・ユニバース・ジャパンの大会にむけて、また力が沸いてきました。体重は絶対戻す!!!
そして、私も将来帝京大学市原病院整形外科の先生方のような優しい医者になります。
ミス・ユニバース・ジャパンを目指すこと&医者になるということ、この2つを同時に努力する事にあらためて魅力を感じた2週間でした。
今週は2005ミス・ユニバース・ジャパンのリハーサルと6年生への進級試験、頑張ります。
帝京大学附属市原病院の整形外科の先生方、本当にありがとうございました。
私は元気になりました。